2006年01月31日

「13階段」 高野和明



13階段

友達が絶賛していたのでちょっと読んでみた。「ちょっと」読むような話ではなかったが(^−^;;)
傷害で仮釈放中の青年と刑務官が記憶喪失の死刑囚の冤罪を晴らすという仕事を引き受けるわけなんだけど、そのストーリィ云々よりも今の刑法の矛盾点とか死刑制度の問題とかそういった重いテーマが全体的に暗雲立ち込めている感じ。個人的には人を裁けるのは人だけだと思うし、今の法の下では被害者よりも加害者の方の人権ばかりが保護されていて腹立たしい限りで人の命を奪った者はその命で贖うべきと思うわけだけど、例えば昨今増えている高齢者夫婦による介護疲れからの連合いの殺害みたいに何ていうか殺す側もある意味被害者だったりする場合もあるわけで、じゃあ何処まで情状酌量の余地があるかというとそこはぱっきり線引き出来ないあたりがこの死刑制度を難しくさせているわけで…はぁ(´〇`)極めてデリケートな問題だわな。それにつけてもパン屋、開いて欲しかったな…

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2006年01月28日

「眠りの森」 東野圭吾





完全に読む順番間違ったよ(T-T)最初からこういう順番で読んでいればダメージ(?)も少なかっただろうに…なまじっか加賀さん♪モードになってから読んだもんだから「卒業」に引き続き衝撃波Σ( ̄□ ̄‖)
あ、でもストーリー自体は「卒業」よりずっと良かった。かなり完成度高い作品ではないでせうか。愚かで哀しい犯罪ではあったが。
バレリーナってやっぱり何か別世界の人ってイメージがある。加賀さんじゃないけど、人生賭けられる夢があるというのは幸せなんだろうけどある意味不幸でもあるのね〜。







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2006年01月27日

「卒業 雪月花殺人ゲーム」 東野圭吾





今更ですが直木賞受賞おめでとうございます(^−^)
…で、何でいきなりこんな初期の作品かというと。昨年後半ちょっと東野さんにハマっていろいろ読みまくったのだが「どちらかが彼女を殺した」と「嘘をもうひとつだけ」で加賀刑事に惚れ(笑)最近友達が彼が出てくるものをリストアップしてくれたのでウキウキと「んじゃまずは学生時代の話とやらを♪」と思ったわけだ。で、1ページめ。
「君が好きだ。結婚して欲しいと思っている」
なんですとー!Σ( ̄□ ̄‖)
いきなり冒頭で大打撃を受けてもうた…まだ先は長いというのにおいらはものすごぉ〜くブルーな気分で読み進めていくことに(T_T)いや、東野さんが悪いわけでも話がツマンナカッタわけでもないんだけどどうにも最後までドンヨリ感は拭えず仕舞い。スマン。いやしかしやはし刑事さんになってからの加賀さんが好き、かな〜あはは(^0^;;)







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2006年01月24日

「ゆきの山荘の惨劇」 柴田よしき



ゆきの山荘の惨劇

猫です。猫探偵です(笑)「桜さがし」の浅間寺先生が出てるようだったんで読んでみたからびっくり(^−^;;)いや、浅間寺先生も勿論事件の謎解きはするんだけどね。でも真相?は猫が解明するってゆーか、でも猫だから人にはその真実は伝わってなかったりもして…こういうのもアリなんかとちょっと複雑な気分。
作家友達の結婚パーティということでド田舎の山荘に作家さんや編集さんが招待されるのだが土砂崩れが起きて陸の孤島と化してしまったところに事件が起きて次々と被害者が…といった話。ミステリ的にはノーコメント。猫、語ります(笑)飼い主と全然心通じ合ってないのに結構いい関係を築いてるあたり笑える。でもステキ。個人的には浅間寺先生の犬がお気に入り(^−^)
それにしても「激流」って柴田さんだったよね?って思うほど軽い話の本が続いている…次は何にしよう…

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2006年01月17日

「桜さがし」 柴田よしき



桜さがし

そしてやっぱり柴田よしきさん(笑)中学時代同級生だった4人の男女&先生の京都を舞台にした青春ミステリー(?)。ま、それほどミステリではなく爽やかな青春小説って感じかな。桜とか祭りとか四季折々の素敵な京都満載で「そうだ、京都行こう」って思わず新幹線に乗ってしまいそう(^−^;;)
それにしても大学、辛うじて高校の友達なら大人になってからも交流あるけど中学の同級生とここまで仲良いってのは珍しいのでは。(…と書いて気がついたがそういえばうちの相方は中学時代の友人達と毎年新年会やら何やらとこの小説の4人のように集っているんだった。ちなみに彼らも4人だが残念ながら全員男だ)
閑話休題。
ちなみにこれは連作短編でとても読み易い。そして読後感も爽やかで気持ちいい←これ大事!そしてやっぱり…「京都行きたーい!」(爆)

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2006年01月13日

「残響」 柴田よしき



残響

続いて同じく柴田よしきさん。たぶん当分この方の本になるのでは(笑)
過去にその場で話された言葉や音が聞こえてしまう…といってもいつもではなくてある条件下においてのみでそしてそれを自分でコントロールできるわけでもない、という正直自分にとって迷惑極まりない力がある女性が主人公。本人が望むと望まぬとに関わらずその力が事件の解決の手助けになってってしまい、まぁそれが彼女の不幸にも繋がるのだけど。でもいくつかの事件とともに、そういった過去の残響を打ち払うように彼女も強く生まれ変わっていくので読後感は良かったです。彼女が歌い手さんだっていうのもいい感じ。歌は空気を振動させて周りの人にわかり易く波動を送れるから。

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2006年01月11日

「クリスマスローズの殺人」 柴田よしき



クリスマスローズの殺人

実は年末に同じく柴田よしきさんの「激流」を読んでえらく気に入ってしまい、今ちょっとハマってます(笑)
ところでこの話は「Vヴィレッジ」という特殊な設定があってどうやらその村の人たちの話があるらしい。しまった。そっちから読めばよかった(>_<)失敗。
ま、そんなわけでどんな特殊な設定かと言うとヒロインを始めこの村の人々はヴァンパイアなのだ。んでもって変身能力があるヴァンパイアもいたりするわけ。なので空飛べちゃったりするからトリック的には掟破りだったりするんだけど物語としては面白かったです。しかし初めて読んだのが「激流」だっただけにギャップが(^−^;;)でもこういうのも好き(笑)

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2006年01月09日

「天使の屍」 貫井徳郎



天使の屍

先日に引き続き貫井徳郎さん。これは長編でちょっとやるせない読後感でございました。しょんぼり(;_;)
いきなり中学生の息子が近所のビルから飛び降り自殺してしまいます。で、寝耳に水な息子の自殺に当然納得いかない父の、その理由を探す日々が始まるわけです。
それにしてもやっぱり自殺しちゃった息子自身が言っていたように「死ぬ気になれば何だって出来る」のに残念だ。結局死んだ理由なんて生きてる人のためのもんではないでしょうかね。残された人が納得したいために必要なんではないかと。


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2006年01月07日

「プリズム」 貫井徳郎




プリズム


「小学校の先生が自宅で亡くなる」という事件を生徒や保護者や同僚などそれぞれの視点からそれぞれの知り得る情報を元に真相を探るといったオムニバス。なので、各々にとっての「真相」が描かれていて最終的に明確な答えが出ているわけではないので私なんかはちょっと肩透かしされた感じで不完全燃焼なのだけど、スタイルとしては面白いと思った。ま、最後のお父さんの推理は行き過ぎで子供にやらせなくてもいいんじゃないの?(^-^;;)と思ったけど。私的には事故に1票(笑)

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