2006年11月30日

「胡蝶の鏡」篠田真由美



胡蝶の鏡
『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズ。
第3部開幕。「塔の中の姫君」(「桜闇」に収録)で親の反対を振り切ってめでたくベトナム人と国際結婚したお嬢様・四条彰子さんのお話。祖国が2つに引き裂かれるのは悲劇だ。留学中にも小さな頃船で親族一同で脱出してきたという東南アジア出身のクラスメイトがいた。その時お祖父さんと弟と別れてしまい2人とはそれきりだと言っていた。この話の中でベトナム人のロン(彰子の夫の弟)が昔を語るのを読んだ時、あのクラスメイトが壮絶なはずの話を淡々と語っていたのを思い出した。最後の入れ替えトリックはちょっと甘い気もしたけど、物語としてはとても良かった。建築家伊藤忠太のことをもう少し知りたくなった。
京介ファンには申し訳ないがそろそろあの意味深な仄めかしモノローグは私の限界域に達しているのでせっかく第3部開幕したがここら辺で打ち止めかな(^-^;;)


posted by 福来 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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