2007年02月09日

「ゆめつげ」畠中恵



ゆめつげ
「しゃばけ」シリーズ以外の畠中さんの本に手出してみた(笑)
ただしこれも江戸モノ(とはいえもう幕末だが…)。神社の神官を務めるぼんやりおっとりな兄・弓月としっかり者の弟・信行。一見頼りなげな兄には「夢告」の能力がある。そこへ小さい頃行方不明になった大店の一人息子の行方を占ってほしいという依頼が…。
人も死ぬし「しゃばけ」シリーズのようなほんわかさはないけれど、面白かった。よくある夢見のお話かと思いきや幕末のうねりの中、変革を余儀なくされていく神道そして神社、神官という立場…なんてとこまで話広げてあってなかなか興味深い。最後はこれからもっといけそうな所で急に終息されてしまう感が強いけど、私はこういう話好きですな。走馬灯のようなラストはとても美しいと思う。
白加巳神社の権宮司の佐伯彰彦良かった!彼と弓月のシーンは萌えポイント(笑)
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2007年02月08日

「うそうそ」畠中恵



うそうそ
シリーズ第5弾。まるっと1冊長編。
今回は脱・江戸。箱根の湯治に行って元気になるぞ!と若旦那、手代の兄やたちと共に初めて旅に。ところがいつも鬱陶しいくらい側にいる兄や達が何故か途中で行方不明に!旅先でいきなり松之助兄ちゃんと二人だけになっちゃってさてどうする?(笑)
またまた魅力的なゲストキャラ満載で楽しめます。私的には仁吉の見せ場が少なくてちょっと残念だったけど…
でも仁吉が若旦那背負って若旦那ごと羽織を羽織って夜の外へ出て話するシーンは萌え(爆)
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2007年02月07日

「おまけのこ」「みぃつけた」畠中恵




おまけのこみぃつけた
「おまけのこ」はシリーズ4作目。短編集。もちろん文庫化なんて待ってらんないので四六版購入(笑)
若旦那の初吉原体験や屏風のぞきの活躍やら迷子になった鳴家やら相変わらず人情溢れるステキなお話満載(^−^)
「みぃつけた」は幼い頃の若旦那の話をビジュアル・ストーリーブックいわゆる絵本にまとめたもの。シリーズの挿絵を担当している柴田ゆうさんの絵はほんと世界観にぴったり。鳴家たちの影絵ステキです。小さい頃の手代さんたちもかわいい(≧▽≦)
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2007年02月06日

「しゃばけ」「ねこのばば」畠中恵




しゃばけねこのばば
文庫全部購入。
シリーズ第1弾「しゃばけ」第13回(2001年)日本ファンタジーノベル大賞
優秀賞受賞作。これはまるっと1冊長編です。仁吉があんまり活躍してくれ
なくてちょっとしょんぼりだったけど(笑)やっぱり面白い!
「ぬしさまへ」に入っている若旦那の兄ちゃんの話(「空のビードロ」)
と時間が重なってます。
「ねこのばば」は短編集。手代のもう一人佐助の話「産土」が入ってます。
切ない〜(T-T)他にも魅力的なゲストキャラ満載〜
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2007年02月05日

「ぬしさまへ」畠中恵



ぬしさまへ
うっかりすっかりずっぽりハマりました、ワタクシ(爆)
「長崎屋」という大店のとっても病弱な若旦那、実は祖母が妖で周りには同じく妖がいっぱい。二人の手代も妖で、ともかく何はなくとも若旦那第一。この手代の仁吉がステキ〜!(≧▽≦)
両親も若旦那には超甘甘。隣の和菓子屋の幼馴染は跡取りなのに致命的に和菓子作りが下手(^-^;;)等等。
時代物、主従、妖怪、その他諸々私的萌えポイント満載(^▽^)

ちなみにこの本はシリーズ2冊目とのこと。短編集です。「仁吉の思い人」「空のビードロ」が特にお気に入り。美しい話です♪
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2007年01月16日

「北緯四十三度の神話」浅倉卓弥



北緯四十三度の神話
「四日間の奇蹟」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞で金賞を受賞し作家デビュー。ドラマ化もされたこのデビュー作自体は何と言うか漫画チックだったなぁ程度であまり記憶に残っていない。
そして今回のも何つうかよくあるTVドラマっぽいというか…だいいちタイトルの意味がわからない。どこら辺が「神話」なの?(^-^;;)
そして私も妹がいる二人姉妹だが、この小説の姉妹には全く共感も同感も出来ず。残念ながら私には彼女ら理解不能(苦笑)

ま、とりあえずラストは大団円で良かった良かった(^-^)
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2007年01月12日

「夜市」恒川光太郎



夜市
第12回日本ホラー小説大賞受賞作。とてもデビュー作とは思えない。これは素晴らしかった!「こちら側」と「あちら側」のはざ間の妖しい世界がとても美しくも哀しくも描かれていてとてもステキな怪奇幻想小説(というのか?)であった。
特に書き下ろしで入っていた、小学生の男の子が夏休みに武蔵野の町の綻びから謎の古道に入り込む「風の古道」は秀逸。久々に本を読んで大感動〜2作目も読まねば(^-^)
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2006年12月05日

「レインツリーの国」有川浩



レインツリーの国
有川浩の「図書館内乱」の中に出てくる本だそうで。実は「図書館戦争」シリーズ1冊も読んでません(笑)先に話中に登場する本を読んじゃいました(^-^;;)
とても読みやすくてホンワカ小説でした。概ね書評もいい感じみたいですね。さらっと読む分にはよろしいんじゃないでしょうか。
私的にはどうにも主人公の男女がどちらも鬱陶しくてイライラさせられたので小説自体はあまり好みではなかったですが…ただ後天的な聴覚障害者にはなまじ聞こえていて言葉を理解していた時期があるだけに、先天的な人々とはまた違ったというか更なる辛さや苦労があるのだということをちょっとでも知らしめたのは有りかなと。
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2006年07月30日

「雨と夢のあとに」柳美里



雨と夢のあとに

「劇団キャラメルボックス」の芝居を観た。原作が柳美里の小説と聞いてちょっと驚いた。彼女の本は2冊程読んだが、生理的に合わなくて正直好きではない作家だった。しかしこの芝居の話はとても良かったので、こういうのも書くのか、と思いさっそく原作を読んでみたのであった。
しかし結論から言うと、残念ながら彼女の小説はやはり好きになれそうもない。ストーリー展開も、登場人物も、私的にはキャラメル版の方が断然良かった。舞台もう一度観たかったなぁ…
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2006年06月10日

「京都守護職始末」(全2巻) 山川浩



京都守護職始末 1

会津藩家老だった山川大蔵(後に浩と改名)の手記。それにしても金子光晴さんが現代語訳してくれてるとはいえ…山川く〜ん、日本語難しいあるよ(^-^;;)最初読むの苦労しました。とほほ。
一応前書きには、容保公のことを「わが公」と書いたのは家尊に対する習慣に従っただけで自尊の気持ちじゃないよ、とクールに但し書き入れてるわりには何ていうか内容は殿への愛満載って感じでかなり熱いです(笑)そんな邪な想いも抱きつつがんばって読んだ甲斐あってなかなか面白かった(^-^)


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2006年06月03日

「会津士魂5 江戸開城」早乙女 貢



会津士魂 5

引き続き「会津士魂」。ようやく江戸城開城しました(笑)本命の会津戦争に至るにはまだあと倍位あります(^0^;;)
それにしても慶喜ボロクソ言われてまんな〜あはは


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2006年03月03日

「神無き月十番目の夜」 飯嶋和一



神無き月十番目の夜

引き続き恩田さんの「小説以外」で紹介されていた本シリーズ。
ものすごく重い話なのにがっつり引き込まれてもうた。すごい。何よりタイトルがかっちょいい。これは読んで良かった!
関が原の戦いが終わり徳川の支配が始まった頃、常陸国北限の小生瀬という村で村人丸ごと消えてしまうという事件が起きる。そして派遣されてきた大藤嘉衛門は地元の者が「カノハタ」と呼ぶ土地に通ずる山道で夥しい数の死体を発見する…いったいこの地で何が起きたのか?---「恭順か、抵抗か」体制支配の波に翻弄される土豪の村の悲劇。
百姓は生かさず殺さずの時代へ。社会科の授業でさらっと流された検地が実はどんなに馬鹿馬鹿しくもひどいモンだったかが描写されとります。この地の肝煎である石橋藤九郎がかっこ良かった。でも読んでて辛かった(T_T)彼の何とか村を守ろうという思いとは裏腹に、先や全般を見通せない下の者の暴走により村はどんどん追い詰められて行ってしまう…
他の作品もぜひ読んでみたいと思った一品。

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2006年02月27日

「リスクテイカー」 川端裕人



リスクテイカー

そして恩田さんの「小説以外」で紹介されていた本を早速読んでみる(笑)『最先端の経済物理学を駆使する3人の若者が国際為替市場に仕掛けた3日間戦争』!
正直、難しかった。残念(>_<)いや、小説は面白いの!私が経済にバカじゃなかったらもっともっと面白いと思うの!それが悔しい〜
ヘッジファンドとかデリバティブとか。読んでるうちに何となく概要は掴めたけどやっぱり…そもそも信用取引って実体ないし。つい最近マネックス証券のCEO松本大さんのインタビューを読んだばかりで、その時も漠然と金融って面白そうだなぁ〜とは思ったんだけどね。
マネーは流通してこそマネーであり、流れが止まってしまったら一瞬にしてそれは幻想になってしまう。実は人々はこんなイリュージョンの中に生きてるのね〜しみじみ。

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2006年02月17日

「国語入試問題必勝法」 清水義範





清水さんの本っておもろいです。軽く楽しめるので空き時間にはぴったり(褒めてるの〜)
私は学生時代かなり国語の成績は良かったので、このお話に出てくる先生の解説はあながちフィクションでもないかも…と思ったです。正直実際出題文章なんてほとんどまっとうに読んでなかったしな(笑)
猿蟹合戦の話もなかなか興味深かったです。だいたい解説とか解釈とか評論とかって勝手なこと言ってて楽しい。結構作者本人はそんなこと夢にも思ってなかったりするんだろうな、とか(爆)






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2006年02月12日

「神様からひと言」 荻原 浩



神様からひと言

昨年たまたま読んだ「明日の記憶」(映画になるそうですね。樋口可南子好きなのでちょっと楽しみ)が思いのほか良かったので、何となく同作者の本を見かけて購入。はっきり言って全然違う…って言ってもいい意味で、こっちはめっさおもろかったです(笑)
佐倉涼平は某大手広告代理店を暴力沙汰で辞めて食品会社の広告部署に転職したもののあっという間に再び同じ過ちでリストラ要員用?「お客様相談室」にとばされる。私もカスタマーサポート歴は長い方だがどちらかというとテクニカル寄りだからクレームにぶち当たる率は結構低い。しかしこの話のように扱うモノが食品だったりするとかかってくる電話のほとんどが「苦情」なんだね〜(^−^;;)オソロシイ…でもこの数々のクレームをいい加減としか思えないようなのほほんとした対応で見事に処理していく先輩・篠崎のキャラが良かった!そんでもって「げんこつ亭」のラーメン食べたい!(爆)



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